2025.01.14
クリエイターズ・クラブ 12月の活動報告
インフルエンザが例年よりも流行している印象で、ヒトノネの子どもたちも、休みがちな子が増えてきて、なかなか大変な12月でした。
11月末から12月の始めに「森プロジェクト」があってからの1ヶ月間でしたが、その間だけでも参加したメンバーに変化が起きたことを感じています。
まず感じることは、一泊してみんなで活動した経験からか、子どもたちの間での交流が以前よりもかなり増えたということです。
単純ではありますが、1日以上の時間を多人数で共有する経験は、人の輪を豊かにしてくれるようです。以前はあまり知らなかった互いの人柄や興味分野について知り、「一緒にいて楽しかった」という体験を経たことで、子どもたち同士で相互に「もっと関わってみたい」と以前より感じられるようになったように見えています。
森の中での活動内容もきちんと持ち帰っていて、Kくんが森で制作した卓球ラケットを使った卓球が、最近流行っています。Kちゃんはパンを作って窯で焼いた経験からパン作りが板についたのか、ヒトノネでもMちゃんと一緒にパンを焼いて振る舞ってくれました。中高生の行動力とエネルギーを感じています。「森プロジェクト」に参加していた中高生たちが4人でテーブルを囲んで、フライ返しやプラスチック容器のフタでヘンテコな卓球をしているのを見ていると微笑ましい気持ちになりますね。
11月から始まった大学生企画の講座では、岐大から授業の一環で来ている大学生と、インターン生の二人が活躍してくれています。
今回の企画は、立案から実働まで、基本的に大学生たちが主体となって企画を進めてくれていますが、大学生には大学生なりの視点があって、企画について考えたり、子どもたちを見ていてくれているのだなと改めて感じさせてくれています。年明けからの活動にも期待ですね。
年が暮れて、新しい一年が始まりましたが、今後の活動もどうぞ見守っていただけましたら幸いです。