2025.07.28
自分で決めて、自分で動く。キャロットケーキに詰まった力
こどもがセンターさんからご寄付いただいたにんじんを活用して、ある中学生がキャロットケーキ作りにチャレンジしました。
スイーツ作りが好きな彼女。
寄付のにんじんを見つけたとき、「キャロットケーキ、作れるかも!」と目を輝かせていました。
すぐにレシピを調べ、必要な材料や道具も自分で準備し、試行錯誤しながら最後まで一人で作り上げました。
完成したキャロットケーキは、学習に来ていた小学生にも振る舞われました。
その反応がとても印象的でした。
「これは美味しすぎる!」
「ナッツがいい仕事してる!!」
と大絶賛。
「ナッツは苦手…」と話していた子が、「今日からナッツ好きになったかも」と言うほど、嬉しそうに食べていました。
こうした活動を通して、「やってみたい」を自分の手で形にできること。
そしてそれが、誰かとつながったり、誰かの「好き」や「楽しみ」を広げたりしていくこと。
その一つひとつが、子どもたちの学びや成長の土台になると感じています。
学習指導だけでなく、「生活の中にある学び」や「自分の意志で動く経験」も大切にしていきたい。
そんな思いを改めて実感した、夏のひとコマでした。
改めて、温かいご寄付をいただいた「こどもがセンター」様に、心より感謝申し上げます。