育ち合う社会を
デザインする

8月８日（金）

リリー先生をお迎えして、草木染めを行いました。使ったのは身近な素材、玉ねぎの皮と落ち葉など。自然な色合いが出るのを見て、子どもたちも興味津々です。

今回は、手さげバッグを染めるのですが、ただ染めるだけではありません。子どもたちはビー玉を使って模様を作るという工夫を取り入れました。バッグの布にビー玉や割り箸を置き、ゴムできつく縛ってから染めると、形がくっきりと残り、世界に一つだけのオリジナルデザインに。

そのあと、玉ねぎの皮をぐつぐつ煮込んで染液を作り、バッグを薬品につけて色を定着させます。煮込んでいるときの香りや、少しずつ色が変わっていく様子に、子どもたちは「わあ、色が出てきた！」と目を輝かせていました。

染め上がったバッグは、玉ねぎの皮ならではの柔らかいオレンジ色や黄色が美しく、ビー玉の模様が浮かび上がってとても素敵な仕上がりに。子どもたちは自分の作品を手にして、「すごい！」「きれいにできた！」と大満足でした。

草木染めは、自然の素材で色を楽しむだけでなく、手を動かしてデザインすることで創造力も育まれる素敵な体験になりました。