2024.05.31
そのままでいいなんて失礼にも程がある!
こんにちは。塾長清水です。
私は現在、児童福祉に近いところにいますし、もともと特別支援教育が専門だったこともあり、様々な「障害」を抱える子どもや大人達と関わってきています。
また、塾には不登校の子も通ってくれています。
彼らの支援を考えるときに、
「障害があるんだから、そのままでいいよ」
「何もしなくて大丈夫」
という考えを耳にする機会も多いのですが、それを聞くと
「そうだけど、そうじゃないよ!!!!!」
という気持ちになります。
ありのままがいいよね
誰にとっても「ありのまま」でいられると言うことは大切です。
できないこともできることもあるけれど、ありのままの自分でいられる。
ありのままの自分を受け入れてもらえる安心感がある。
自分自身もそうありたいし、周囲の人がそう思えるような関わり方を心がけているつもりです。
でも、「そのままでいい」というのはまた別な気がするのです。
本人は「そのままでいい」と思っているのか
みんな成長したいと思っているし、成長する。
成長の度合いやスピードは個人差があるけれど、子どもも大人もみんな成長します。
今できないことができるようになったり、できないことを受け入れられるようになったり、その人なりの方法で解決していくことができるのです。
ありのままがいいけど、そのままがいいわけじゃない
そんな風に思っているのだなぁ。私は。
どうにもならない、そのままにするしかないこともある
とは言え、どうにもならないこともありますけどね。
どうにもならないこととどうにかできることを切り分け、どうにかできることをその人に合った方法でどうにかする。
どうにもならないことは受け入れる。
その手伝いをしたいんだなぁと改めて考えています。
できないことはできないけど、できていることもある。
これからできるようになることもある。
そう思って生きていけるといいなぁ。みんな。