2024.06.18
年かぶりの登校!その時保護者は
塾長清水です。
先日嬉しいことが。
何年も不登校だった小学生が、校長室に登校したというのです。
「今までは月に1回、先生が家に来てくれてたんだけど、これからは学校に行ってみようと思ってるんだよ」
と教えてくれました。
「すごい疲れたよ」
と言っていたけど、なんだか嬉しそうに見えました。
居場所、学習、そして
何年も全く学校に行っておらず、学習からも遠ざかっていた彼。
家以外で、やりたいことをやれる居場所をつくれるようにサポートしてきましたが、昨年度末から本人の希望により個別指導塾での算数の学習も開始しました。
「学校に行ってみるのもいいかも」と思うようになったんだなぁ。嬉しい。
何年かぶりの登校。
ここまで来たのだなぁと思うし、もしかしたらここから登校回数を増やしていけるかも!、毎日登校できたらいいな…
嬉しい気持ちと共に期待や希望もいっぱいな私。
そして、保護者。
そして、保護者。
でも、こういう時こそ冷静に。
嬉しい気持ちは全力で味わいつつ、希望の押し付けをすることなく、見守る姿勢でいたいものだなと思います。
「学校に行ってくれて嬉しい」
というメッセージは、受け取り方によって、今の状態を否定していることになってしまう可能性がありますからね。
ご家族から、こんなメッセージをいただきました。
「あいまるで勉強を始めた事が自信となり、このような行動(登校)に繋がっていると思います」
「(本人に対しては)嬉しさ表現を減らして、行くんだね〜そうなんだね〜って見守っています」
一歩踏み出した彼の成長を一緒に喜び、今後の様子を一緒に見守っていこうというスタンスを確認することができました。これもまた嬉しい。
私にまるを 今にまるを
Imaru(あいまる)」は
「I(私)にまるを、Ima(今)にまるを」
という意味を込めてつけた名前です。
子どもたち、そして彼らをケアする人たちの今にまるを。
いつもそこに立ち返っていたいなと改めて思ったのでした。