2025.01.20
草潤中学校への入学が決定!不登校から新たな一歩を踏み出した彼の物語
草潤中学校は、岐阜市にある不登校特例校で、全国から注目を集める公立の学校です。
全校生徒が約40名という小規模校で、子ども一人ひとりの個性や特性に寄り添った教育が期待されています。
しかし、希望者が多く、その入学は狭き門。
一般的な入試のようにテストの点数で入学の可否が決まるわけではありません。
どのような子どもが適応するのか、情報が少ない中で入学のハードルは高いと言われています。
そんな中、みちなやImaruをご利用中の子どもが、草潤中学校に入学を果たしました。
ご両親からの喜びの電話を受け、私たちも心から嬉しく思っています。
このブログでは、彼のこれまでの歩みをご紹介し、その成長と歩みをお伝えしたいと思います。
不登校から草潤中学校へ:彼の現在地
彼は小学校2年生から不登校が続いていましたが、現在は6年生です。
週に2回、みちなとImaruに通い、月に数回は学校にも足を運ぶようになっています。
学校では、他の児童と会わない時間を選び、教室ではなく別室へ登校しています。
そこで先生と話をしたり、給食を食べたりする形をとっています。
学校との関わりに対するハードルを少しずつ乗り越え、自分のペースで挑戦を続けています。
居場所作りと学習サポートで築いた「自己理解」と「自信」
みちなでは、子どもたちが安心して過ごせる「居場所作り」を中心に支援を行っています。
一方、Imaruでは学習サポートを通じて、子どもたちが自分の目標に向かって進む力を育んでいます。
彼の場合、この二つの環境が両輪となり、自己理解を深め、自信を築く手助けとなったように感じます。
みちなで心の安定を得て、Imaruでその安定を学びの力に変える。
その積み重ねが草潤中学校への入学にもつながったのではないかと思っています。
草潤中学校での新たな未来に期待
草潤中学校の環境は、彼のように少しずつ成長を積み重ねてきた子どもたちにとって、さらに大きな変化と成長を促す場となると思っています。
この学校では、個々のペースに合わせた学びが可能であり、彼にとっても無理なく自分のリズムで進んでいける環境が整っています。
彼がこれからどのように新しい環境に適応し、自信を深め、さらなる成長を遂げていくのか、その姿を見るのが本当に楽しみです。
草潤中学校は、ただ学びを得る場所ではなく、自分を見つける場所としても大きな意味を持っています。
今後、彼がどんな挑戦をし、どんな未来を描いていくのか、その一歩一歩を見守りながら、私たちも共に成長を感じていきたいと思っています。
喜びを共有してくれた保護者さんに感謝
草潤中学校への入学が決まり、保護者の方からいただいた喜びの電話は、私たちにとって何よりも嬉しい瞬間でした。
不登校の状態のお子さんを受け入れることは、保護者にとって大きな葛藤を伴うものです。
そして、学校以外の場での彼の成長を応援することにもまた、大きな葛藤があったことと思います。
それでも、支え続けてきたご両親の力があってこそ、今の彼があり、今のご家族があると感じました。
電話でのやり取りでは、私が「行けると思ってましたよーー」と冗談交じりに言ったところ、保護者の方が「そうおっしゃるんじゃないかって思ってました」と返してくださり、その言葉に思わず嬉しさがこみ上げました。
喜びの瞬間を私たちと共有してくださったことに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。
この喜びをともに分かち合うことができて、本当に幸せです。
草潤中学校に興味のある方、不登校でお悩みの方へ
学校に行けない状況、そして、行かないという選択。
その背後には、本当に多くの葛藤があると感じています。
彼もその一人です。
これまでの歩みを振り返ると、数えきれない苦しさや挑戦があったように思います。
それを彼はご家族と一緒に乗り越えてきたのです。
草潤中学校への入学は、きっと彼の成長を一層後押ししてくれると信じています。
それもまた大きな挑戦で、時には辛いこともあるでしょうが、私は彼ならきっと乗り越えていけると確信しています。
これからも私たちは、彼やご家族が自信を持って次の一歩を踏み出せるよう、サポートし続けます。
無理に急がず、それぞれのペースで進んでいけるよう、見守りながら応援し続けます。