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「5年ぶりのテスト」を終えて | ブログ | ヒトノネ 育ち合う社会を
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「5年ぶりのテスト」を終えて

昨日来てくれた中学1年生の塾生。

中間テストが返ってきたので、一緒にテスト直しをしました。

実はこの生徒、「テスト」というものを受けたのは5年ぶり

小学校2年生以来、学校になかなか通えなかったり、別室で過ごしていた期間が長く、ようやく最近になって学習に取り組むペースが少しずつ整ってきたところです。

「疲れたけど、やってみた」その一歩がすごい

テストを受けてみての感想は、まず「疲れた」だったそう。

そりゃそうだよね。

緊張するし、時間との勝負だし、集中力も使う。

しかも、「一番できた!」と本人が言っていた数学の点数が思ったより取れず、ご機嫌ななめになっていた様子も。

でもね、それでも受けたことそのものがすごい一歩!!

「お作法」に気づく、という学び

テスト直しをしながら、

  • 時間配分を考えたほうが良さそう

  • 解けるところからやるといいかも

  • 「不等号を書きましょう」と言われたら、数字と不等号を両方書かないといけないんだ!

…などなど、「テストを受ける」ためのお作法や、「解答の書き方」のルールにたくさん気づけた様子。

点数以上に、大事な学びが詰まったテストになったんじゃないかなと思います。

授業を「受けてみよう」と思えてきた

最近では、「できるだけたくさん学校の授業を受けたほうがいいかも」と思うようになったみたいで、少しずつ授業にも積極的に参加する姿勢が見られるようになりました。

そして、頑張っている自分のことを、本人が「いい感じだ」と思えている。
この変化が、すごくうれしいです。

焦らず、でも確実に、自分のペースで一歩ずつ前に進んでいる。

Imaruはその歩みに、静かに伴走していきます。