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「その人、安心しただろうね」 ― 不登校児と学び続けてきて思うこと | ブログ | ヒトノネ 育ち合う社会を
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「その人、安心しただろうね」 ― 不登校児と学び続けてきて思うこと

小学生の頃から、塾に通ってくれている子がいます。

学校に通えない時間が長く続いた時期もあり、学びに対しても不安や戸惑いを抱えながら過ごしてきました。

今は学年が上がり、自分のペースで学校と関わっています。

学校で過ごす時間を大切にするため、塾をお休みした時期もありましたが、現在は長期休みを中心に通い、意欲的に学習に取り組んでいます。

先日の学習の終わりには、

「あと50時間やりたい!」

と、笑いながら話してくれました。

できることが増える一方で、まだ難しいと感じることもたくさんあります。

それでも、自分なりのペースで前に進み続けています。


先日、別の保護者の方から

「学習や学校のことで悩んでいる」

という相談を受けました。

そのとき、私はこの子のこれまでの歩みや、今の前向きな姿をお話ししました。

「こんなふうに学び続けている子もいますよ」

そうお伝えしました。


後日、そのことを本人に伝えると、こんな言葉が返ってきました。

「その人、安心しただろうね。

 こんな子もいるんだって」

嬉しそうで、少し誇らしげな表情でした。

学び直したいと思ったタイミングから学び直し、

今も自分のペースで学び続けている自分。

その経験が、誰かの安心につながるかもしれない。

そんなことを感じた瞬間だったのだと思います。

学びは、点数や進度だけではありません。

「自分はここまで来た」と振り返れること。

そして、その経験が誰かの力になると気づけること。

そんな成長に立ち会えることを、

改めてありがたく感じた一日でした。

※個人が特定されないよう、内容を一部調整しています。