2021.01.21
活動レポート 柿渋染め
【手ぬぐいの「柿渋染め」】
講師は岐阜県山県市の『柿BUSHI』さん。
柿渋の魅力を全国に発信しています。
柿渋は渋柿を搾った汁を熟成・発酵して作る天然の染料です。
古くから日本人の生活に欠かせない素材で、衣服はもちろん住宅の塗装にも使われてきました。
柿渋の説明を聞いた子どもたち、手ぬぐいを手にして作業開始です!
手ぬぐいに模様をつけるために輪ゴムを使います。
輪ゴムで手ぬぐいを縛ることにより、染まらない部分ができて模様が生まれるのです。
染め上がる模様を想像しながら手拭いを縛っていきます。
輪っか、水玉、シマシマ…。
中にはグシャグシャに丸めて偶然に委ねる強者も。
一人一人発想が違って面白い。出来上がりが楽しみですね!
手拭いの下準備ができたらいよいよ「染め」の工程です。
手拭いを柿渋にたっぷり浸した後、染料の液に浸けて染めていきます。
自分の服まで染めてしまわないよう、丁寧に染めまょう。
最初は柿渋の独特な香りにたじろいでいた子どもたちも、作業が始まれば没頭していきます。
少しずつ色が変わっていく手ぬぐい。
「もういい?」
皆完全に染まるまで待ち切れないご様子。
ヘイヘイ君たち、焦っちゃいけませんぜ。
慌てず焦らずじっくり染料を染み込ませたら完成!
輪ゴムを外して手拭いを広げてみましょう。
「おおー!!」
次々と誕生する素敵な手ぬぐいに上がる歓声。
開いてみるまでどんな模様になっているかわからない。
とってもワクワクする瞬間なのです!
それでは出来上がった個性豊かな手拭いたちをご覧ください!
狙い通りの模様になった。
想像以上のものができた。
世界に1枚だけの手ぬぐいを手に、とても満足そうな子どもたちでした。
柿BUSHIさん、ありがとうございました!
柿BUSHI