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中学生の保護者の葛藤 | ブログ | ヒトノネ 育ち合う社会を
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中学生の保護者の葛藤

塾長清水です。
 
先日、学習や進路のことでご相談にいらっしゃったお母さん。
お子さんのことをとても心配していらっしゃいました。
 
「根は真面目だと思うけど、飽き性で習い事も塾も続かない」
「このままいったらどうなってしまうのかと不安」
 
とっても優しい、素敵なお母さんでした。
 
幸せに生きていってほしい
困らないようにしてあげたい
 
親としては当然そう思うので、できていないところをどうしたら埋めてあげられるか、悩ましく思いますよね。
 
一方、お子さんは、(聞く限りは)あっけらかんとしたもので、毎日前向きに楽しく暮らしている様子。
 
学校のテストの点が悪く、落ち込む友だちに
「大丈夫!顔がいいんだから生きていけるよ。落ち込むことなんてないじゃん!」
なんて励ましているんだとか。
 
やーーーなんて魅力的で、頼もしい価値観を持った子!!
私は早くも本人に会いたくてしょうがなくなっております。
 
が、親としては
「いやいや、人のこと励ます前に自分は?大丈夫??」
と思いますよね。
 
そのご不安もごもっとも。

「自分の良さを活かして生きていってほしい」と心から願っているし、「苦手なことは苦手なんだからしょうがない」と思っている。
いつもご機嫌で、ありのままの子どもを認め、励ますことのできる親でありたい。
 
でも、そのままじゃ生きたいように生きられないかもしれないから、「勉強した方がいい」「もっと頑張れ」と言う。
本人と自分との間に、学習や進路に対する熱量の差を感じながら。
 
保護者には保護者の葛藤がありますね。
私自身もそうです。