2026.09.18
【hanaコラム】分野を超えて地域を巡る!学びと循環を生む「現地研修」の気づき
こんにちは、ヒトノネ代表の篠田です。
先日、全国のNPOやソーシャルビジネス事業者が集まるネットワーク「凸と凹」の集合研修が岐阜で開催されました。今回はヒトノネのスタッフと一緒に、岐阜市内の4つの現場(障害者福祉・高齢者福祉・子ども支援・まちづくり/観光)を巡るフィールドワークに参加してきました。
普段はなかなか見ることのできない異分野の現場を直接訪ね、対話を重ねる中で得られた大きな気づきと学びについてお伝えします。
異分野の現場を巡り、支援の「引き出し」を増やす
今回の研修では、障害者福祉の「いぶき福祉会」さん、高齢者福祉の「ひだまり創」さん、観光・まちづくりの「オルガン」さん、そして私たち「ヒトノネ」を巡りました。
参加したスタッフからは「他の施設の取り組みを知ることで、将来子どもたちに必要な支援や選択肢のイメージが広がる」という声がありました。子どもたちの成長段階やニーズに合わせて多様な社会資源とつながるためには、まず私たちが地域のさまざまな実践を知っておくことが大切だと実感しました。

「プロセスを認める」ことと「小さな行動への分解」
高齢者福祉の現場で特に印象的だったのは、関わり方の思想です。「結果ではなくプロセスを認める・褒める」という姿勢や、「立つ」という動作一つをとっても非常に細かくステップを分解してマニュアル化・共有する工夫を伺いました。
これは子ども支援や学習支援の現場でもまったく同じことが言えます。例えば「片付ける」「課題を提出する」といった行動も、子どもがつまずいている箇所まで細かく分解して環境を整えることで、本人が自分の力で達成できるようになります。愛とパッションだけに頼らず、再現性のある工夫を重ねていく重要性を再確認しました。

地域の中で生まれる「仕事とケアの循環」
観光・伝統工芸の分野では、岐阜和傘の骨組み作業の一部を就労継続支援B型事業所に委託するなど、伝統文化の継承と福祉の現場が手を取り合う連携の姿がありました。
一つの団体や一つの分野だけで完結させるのではなく、地域の中で仕事や人の役割が循環していく構造をつくること。それこそが、子どもたちや多様な人々が豊かに暮らせるセーフティネットになると感じています。

チームで体験と学びを共有する価値
オンラインでの研修も便利ですが、現地に足を運び、同じ景色を見て、同じ空気の中で語り合う体験は格別でした。川から見る岐阜の景色や伝統に触れる時間も含め、スタッフ同士で気づきを共有できたことが何よりの収穫です。
ヒトノネではこれからも地域にひらかれた活動を続け、子どもたちに多彩な出会いと安心の場を届けていきます。

▼このお話を詳しく語ったラジオはこちらからお聴きいただけます
【ヒトノネラジオVol.56】分野を超えて地域を巡る!学びと循環を生む「現地研修」の気づき
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対象 10歳以上
参加費 300円
会場 ヒトノネ本部(岐阜市今川町2-2)
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